不憫さはぬぐえぬ。

2017年2月13日(月)
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信徒の方からの写真

気がつけばもう二月もなかば。年をとればとるほど月日が経つのは実に早い。
さて妻のことだが、先般、我、軍門に降ると書いた。つまり看取りに至るまで自宅で介護するという僕の主張を周囲が見かねて、ケアマネを先頭に看護師それに娘も交えて本人の為にも将来は施設に入居させるべきだと僕を説得したことによる。ある方が軍門に降るとは戦に負けることで本意ではないということではないかと指摘された。確かに本意ではない。でも・・・である。僕は施設に入れることは姨捨ではないかと書いた。そうしたら、それは志を持って施設で働いている(実際には奉仕の精神であろう)方々には失礼ではないかという声も聞いた。
僕は施設が姥捨山だと言ってるのではない。施設に送る家族の心のどこかに姨捨的な思いがいささかでもないかと言っているのだ。これは僕自身への自問自答でもある。
今日は妻がシャロームに初めて四泊五日というほぼ一週間に近い長いショートステーに出かけてくれた。
前日までに持ち物に名前を書き、薬を分包して準備した。勿論妻にはこの予定を明かさなかった。昨夜、明日はシャロームに行くんだよと何気なく告げた。大人しく聞いてくれた。
今朝は明るい朝の日差しを窓越しに浴びて食堂のテーブルの自分の席に座っているとき、十時半頃シャロームから迎えが来るよと話した。特に抵抗もなくうなずいてくれた。やがて迎えの車が来て添乗者に導かれて乗るとき初めて『お父さん・・・・』と僕を呼んだ。やっぱり不憫だと思った。訳もなく不憫に思えるのだ。

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