在宅診療へ

2017年6月14日(水)
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二年前の雄姿 中央道のとあるPAで

この頃は元気だった。僕の車の助手席にちょこんと座って何処にでもついてきてくれた。60年近い車の生活が身についていて、出かけるのはたとえ近場でも車と決まっていた。中央道も、東名も、常磐道も、東北道も、関央道もまるで自分の庭のようにドライブしたものだった。
昨年6月以来車は長男に譲り、僕はハンドルからは手を洗った。でも妻は違う、どこに行くにも『私の車は?』と聞く。憐れだ、切ないのだ。
2000年のオーバーアマガウでの受難劇、エルサレムを中心の聖地旅行も、死海で浮かんだことも、ガリラヤ湖の真ん中で礼拝を献げたことも、ロンドンでスリに遭ったことも、スコットランドで古城ばかりを車で訪ねたことも、シアトル、ニューヨーク、ヒュ-ストン、サンフランシスコ、サンアトニオ、グランドラピッツ思い出せないほど多くの地を元気に訪れたものだ。それは妻の颯爽たる姿であった。今は衰えて全ての能力を神様に返してしまい、手にはなにも残っていない。体重は40キロ割ってしまった。大病院での受診も体力的に難しくなり、在宅診療に切り替えた。出来うるかぎり僕の手で介護をしたいがそれも限界が来るのかも知れない。子供達はもう限界が来ていると言う。僕の背中が丸くなり正面から見ても背中が見えると牧師は僕の衰えを憂い介護の限界を示唆した。在宅診療は6月21日訪問を受け、今後は第二、第四の土曜日の午前11時と決まった。このブログはあまりにも過去に固執してしまった。過去には栄光がない、未来にこそあるのだ。判っておりながら、このていたらくだ。我ながら情けない。

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