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古いレシート

2017年12月28日(木)
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庭に来たメジロ(孫の作品)
今年もあと残すところ三日となった。31日は今年最後の日曜日で、その日の主日礼拝説教を奉仕することになっている。久し振りの奉仕である、釈義から黙想、そして説教にとりかかる。僕は怠惰だから、日頃はあまり勉強しない。そんな僕に神は学びの時を与えてくださったのだと感謝している。およそ7500字の原稿を書き上げた。あと二日間で見直すつもりだ。それはさておき、妻のことである。19日の日に娘と僕が妻の入っている施設から呼び出しがあった。娘の仕事の都合で夕方四時過ぎから、ユニット(居住区)のリーダー他それぞれの責任者と看護師があつまった。現在の生活状況、施設への妻の順応性などが報告された。次に僕が妻に面会に行く影響について意見が出た。その頃は一日おきに朝十事半から夕方七時半ぐらいまでおよそ十時間ぐらい居ることになる。一日おきにきては妻が実際に世話を受けているいわゆるケアワーカーとの人間関係が阻害されるというのだ。確かにそうかもしれない異論はあるが僕はおとなしくその意見に従った。従って今は週に二度、面会している時間は、朝の送迎バスが着く午前十時過ぎから帰りの送迎バスの五時十五分で帰ることにしている。しかし実際は辛いのだ。ただ一人でなすこともなく過ごしている。周囲の利用者は皆さんそれぞれに障害をお持ちだから平常な人間関係など生まれるはずがない。しかも妻は言葉を失っているから正常な会話などできない。せめて僕がおれば、車椅子で館内を見て歩いたり、天気が良ければ施設の敷地に外の空気を吸わせてやれるのだ。『施設にお入りになって良かったですね。ホッとされたでしょう』とよく挨拶を受ける。心の中では冗談じゃないとつぶやくのだ。
この間、書架から資料取り出した。そこには偶然2004年12月22日のレストランのレシートが挟んであった、それぞれ注文した食事が打ち込んであった、元気だったんだ。としばし感傷にふけった、過去を振り返っても実りはない。当然そうだろう。でも生き分かれている身になってほしい。平然とできるのは妻を愛していないからではないか。

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