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聖餐式

2018年6月29日(金)180629.png
今年もそろそろ梅雨明け、垣根のノーゼンカズラ

6月27日に妻は訪問聖餐を受けた。三月に一度の得難い恵みの時であった。礼拝に出席できない妻は、訪問聖餐はなによりも大事な、また待たれる聖礼典である。牧師と執事の婦人ともう一方のご婦人の参加で僕たち夫婦を加えて五人だった。設備の良いホームだから周囲に気兼ねすることなく妻の自室で賛美をし祈り聖言葉を聴き、聖餐に与かった。
この日のために妻には新しい萌黄色のブラウスを買ってきた。カーディガンもほぼ同色だから、素敵なセンスの服装で聖餐式を迎えた。
ところがその数時間前、介護士のふとした過ちで(責めてはいない)右上の額に打撲を受けた。傷はみるみる晴れ上がり大きなこぶとなり、紫色に内出血した。看護師が駆けつけ取り敢えずアイスノンをタオルにくるみ、ちょうどターバンを巻いたような格好で聖餐式を迎えることになってしまった。
流石に配餐のときは一時的に外してパンと盃を受けることになった。パンは少し小さくちぎり口に含ませ盃が回ってきたとき葡萄汁と一緒にパンをふやかすような形で配餐を受けた。
勿論僕が介添えをしたが、口からこぼれ落ちそうになり、葡萄汁で柔らくなったパンをすかさず指で押さえ、僕が頂いた。捨てることは出来ないからだ。怪我のこともあり妻は終始硬い表情で無言で式に参加した。
終わって手作りのケーキでしばし歓談の時を過ごした。その時は、おとなしくこのその場を楽しんだようだ。ケーキを小さくちぎり、口に含ませると『もっと頂戴』と、かすかな聲で督促した。
皆さんが帰られた後、妻は介護士さんの助けを借り、ベッドに横たわった。少し疲れたようで、すぐに軽い寝息をたてて、休んでいた。僕はその傍らに寄り添ってやった。手にした本を読んでいると、妻はふと目を覚ました。『パパパパ』と静かに僕を呼んだ。『そばにいるよ』と答えると、『良かったパパはいてくれて』と言った。この種の会話が出来るのは、やっと心が落ち着いた証拠なのだ。帰りの送迎バスの時間が迫っていたが流石に帰り辛く後のバスにした、

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